成田空港のキッズスペースを探している子連れの方、特に第3ターミナルを利用する方にとって、場所の情報は切実です。
LCC利用が多い第3ターミナルは、構造的に子連れには厳しい面があります。

- 第3ターミナルのキッズスペースの場所
- 使える条件・使えない条件
- 授乳室・おむつ替えの位置関係
結論:保安検査を通るまで遊び場はありません!
目次~もくじ~
成田空港にキッズスペースはある?【まず結論】
第3ターミナルにもキッズスペースはある
第3ターミナルには、キッズスペース(キッズパーク)が2カ所設置されています。ただし、第1・第2ターミナルと比べると数が少なく、規模も小さめです。
「ある」という情報だけで安心してはいけません。場所によっては利用できない状況も多いため、事前に正確な位置を把握しておく必要があります。
「ある=すぐ使える」と思うと失敗する理由
第3ターミナルのキッズスペースは、どちらも保安検査後のエリアにあります。つまり、フライト前の待ち合わせや、空港に早く着きすぎた場合には利用できません。
特にLCC利用者は、チェックインカウンターが混雑することも多く、「子どもが限界なのにキッズスペースに入れない」という状況に陥りがちです。この点を理解せずに第3ターミナルに来ると、親子ともに辛い時間を過ごすことになります。
第3ターミナルのキッズスペースの【場所】が重要
設置場所の基本情報
第3ターミナルのキッズスペースは以下の2カ所です。
1. 3階 国際線出国手続き後エリア
- 出国審査を終えてゲートを入り、右手に進んだ場所
- クッションブロックがあるシンプルなスペース
- すぐそばにベビールームあり
2. 2階 国内線出発手続き後エリア(サテライト)
- 保安検査通過後のエリア
- トイレやベビールームと隣接
どちらも「保安検査を通過した後」でないと使えません。
第3ターミナル キッズスペース早見表
| 項目 | 国際線エリア(3F) | 国内線エリア(2F) |
|---|---|---|
| 場所 | 出国ゲート161番付近 | サテライト待合エリア |
| 利用条件 | 出国手続き後のみ | 保安検査通過後のみ |
| 遊具 | クッションブロックのみ | クッションブロックのみ |
| ベビールーム | すぐ隣にあり | すぐ隣にあり |
| 向いている子 | ハイハイ〜未就学児 | ハイハイ〜未就学児 |
保安検査前(ランドサイド)にはない
第1・第2ターミナルには保安検査前でも使えるキッズスペースがありますが、第3ターミナルには保安検査前のエリアに遊び場はありません。
これが第3ターミナル最大の落とし穴です。
早めに空港に着いて「子どもを遊ばせよう」と思っても、保安検査を通過しないとキッズスペースに入れません。しかし、あまり早く保安検査を通過すると、今度は待合エリアで過ごす時間が長くなりすぎます。
国内線利用の場合も、出発手続き後でないと使えないため、タイミングが重要になります。
第3ターミナルのキッズスペースはどんな「遊び場」?
遊具・スペースの規模感
第3ターミナルのキッズスペースは、小規模です。
国際線エリアのキッズスペースには、クッションブロックがある程度で、滑り台などの大型遊具はありません。第1・第2ターミナルと比べると、あくまで「休憩スペースに少しクッションがある」程度の規模と考えてください。乳幼児が体を少し動かせる設備です。
国内線エリアも同様に、短時間を過ごすには十分ですが、派手な遊具はありません。
長時間遊ばせる場所ではない
第3ターミナルのキッズスペースは、基本的に「搭乗前の数十分をしのぐ」ための場所です。
第1・第2ターミナルのように、広々としたスペースで1時間以上遊ばせるような使い方はできません。また、LCC利用者が多く混雑しやすいため、週末や繁忙期は回転が早い前提で利用する必要があります。
「ここで時間をつぶせる」と期待しすぎると、がっかりすることになります。
授乳室・おむつ替えはどこにある?
キッズスペース周辺の授乳室情報
第3ターミナルには、ベビールーム(授乳室・おむつ替え台)が設置されています。
国際線エリア(3階)
- キッズスペースのすぐそばにベビールームあり
- 出国ゲート161番付近
- 授乳ブース、おむつ替え台、給湯設備完備
国内線エリア(2階・サテライト)
- キッズスペースに隣接してベビールームあり
- 授乳ブース2部屋、おむつ台2台
保安検査前エリア(1階)
- 国内線セキュリティチェック横
- 授乳ブース3部屋、おむつ台3台
- ミルク用のお湯あり
おむつ替え台の注意点
第3ターミナルのおむつ替え台は、数が多くありません。
特に国際線・国内線の保安検査後エリアは、LCC利用客で混雑することが多く、ベビールームが埋まっていることもあります。
搭乗時刻が迫っている状況で「ベビールームが空くのを待つ」という事態は避けたいため、時間に余裕を持って行動することが大切です。
乳幼児連れLCC利用者が失敗しやすいパターン
第3ターミナルで子連れが困るパターンは、ほぼ決まっています。
パターン1:キッズスペース目当てで早く来たが使えなかった 保安検査前には遊び場がないため、2時間前に来ても子どもを遊ばせられない状況に。結局、混雑した硬いベンチで待つしかなく、子どもが飽きてぐずる。
パターン2:保安検査を後回しにして子どもが限界 チェックインカウンターの混雑や手続きに時間がかかり、保安検査を通過した時点で子どもが疲れ果てている。キッズスペースまでたどり着けず、搭乗ゲートで泣き叫ぶ。
パターン3:授乳室の場所を把握しておらず詰んだ 搭乗直前に授乳が必要になったが、ベビールームの場所が分からず焦る。案内板を探しているうちに搭乗時刻が迫り、結局十分な授乳ができない。
これらはすべて、第3ターミナルの構造と設備の配置を事前に知らなかったことが原因です。
第3ターミナルでのキッズスペース【現実的な活用法】
おすすめは「搭乗直前のガス抜き」
第3ターミナルのキッズスペースは、「機内で大人しくさせるための最終調整」として使うのが正解です。
保安検査を通過してから搭乗までの間に、10〜20分ほどキッズスペースで遊ばせる。これだけで、機内での子どものストレスがかなり減ります。
ただし、以下の順序を守ることが重要です。
- 保安検査通過
- 先に授乳・おむつ替えを済ませる
- キッズスペースで遊ばせる
- 搭乗ゲートへ移動
授乳やおむつ替えを後回しにすると、搭乗直前に慌てることになります。
親がラクになる動き方
第3ターミナルでは、キッズスペースに期待しすぎないことが大切です。
「遊び場がある」という情報だけで安心せず、「使えたらラッキー」くらいの位置づけにしておきましょう。
むしろ重要なのは、以下の準備です。
- おもちゃや絵本を持参する
- タブレットやスマホで動画を見せる準備をしておく
- 子どもの好きなおやつを用意しておく
第3ターミナルは「子連れに優しい」とは言えない構造なので、自衛策が必要です。親が余裕を持って動くためにも、「キッズスペースがあるから大丈夫」という過信は禁物です。
上級者向けの選択肢:第2ターミナルを活用
時間に余裕がある場合、保安検査前に第2ターミナル本館4階のキッズスペース(一般エリアで誰でも利用可)で遊ばせてから、連絡バスで第3ターミナルに移動する方法もあります。ただし移動時間を考慮すると、少なくとも3時間前には空港に到着している必要があります。
また、第3ターミナルの2階フードコートは広大ですが、キッズチェアの確保は争奪戦になることも。食事時間帯を避けるなど、タイミングを工夫しましょう。
まとめ|第3ターミナルのキッズスペースは「場所と条件」を知っている人向け
成田空港のキッズスペースは、場所がすべてです。
第3ターミナルには2カ所のキッズスペースがありますが、どちらも保安検査後のエリアにあり、保安検査前には利用できません。また、規模も小さく、長時間遊ばせる場所ではありません。
乳幼児連れでLCCを利用する場合、「事前に知っているかどうか」で負担が大きく変わります。
キッズスペースの存在を知っているだけでは不十分です。どこにあり、いつ使えて、どの程度の規模なのかを把握してから第3ターミナルに向かいましょう。
授乳室やおむつ替え台の位置も合わせて確認しておけば、搭乗直前に慌てることもありません。


