成田空港でシャワー・仮眠・喫煙ができるリフレッシュ施設をまとめて解説。

目次~もくじ~
成田空港は「長時間いるほど消耗する」場所
早朝便のために前夜から空港泊。深夜到着からの乗り継ぎ待ち。国際線から国内線への長時間トランジット。
成田空港で長時間過ごすとき、「眠い」「身だしなみが気になる」「イライラする」という三重苦に悩まされた経験はありませんか。
空港内にはシャワー・仮眠・喫煙などのリフレッシュ施設が点在していますが、どこに何があるのか分かりにくいのが現実です。
この記事では、成田空港で心身ともにリフレッシュできる施設の場所と使い分けを、ターミナル別に整理してご紹介します。施設の営業時間や注意点も含めて解説するので、長時間滞在を乗り切るための参考にしてください。
成田空港で「リフレッシュ」が必要になる典型パターン
長時間乗り継ぎ・深夜滞在
国際線同士の乗り継ぎで4時間以上の待ち時間がある場合や、深夜到着からの早朝便利用では、空港内で長時間過ごすことになります。
LCC(格安航空会社)の普及により、前夜から空港に泊まり込む「空港泊」も一般的になりました。
国際線→国内線・その逆
国際線到着後に国内線へ乗り継ぐ場合、長時間フライトの疲れと次のフライトへの準備を両立させる必要があります。
特にビジネス利用では、身だしなみを整えてから移動したいという需要が高まります。
成田空港のシャワー施設まとめ【最優先】
使えるシャワーはどこにある?
成田空港では、有料でシャワーを利用できる施設が4か所あります。
第1ターミナル
- 出国前(2階):シャワールーム
- 出国後(3階):リフレッシュルーム内シャワー
第2ターミナル
- 出国前:ナインアワーズ成田空港(カプセルホテル)
- 出国後(3階):リフレッシュルーム内シャワー
第3ターミナル
- シャワー施設なし(第2ターミナルへ移動が必要)
料金と利用時間
第1・第2ターミナル リフレッシュルーム
- 料金:30分1,050円(以降15分ごとに530円)
- 営業時間:7:00〜21:00(出国前の施設は20:00終了。受付は各30分前まで)
- アメニティ:リンスインシャンプー、ボディソープ、バスタオル、フェイスタオル、ドライヤー完備
ナインアワーズ成田空港
- 料金:シャワーのみ利用可(混雑時は断られる場合あり)
- 営業時間:24時間
- アメニティ:バスタオル、歯ブラシ、ナイトウェアなど
エアポートカフェ NODOKA(第2ターミナル)
- 第2ターミナル本館2階(到着ロビー階)にある24時間営業のカフェラウンジ
- シャワー室も完備しており、リフレッシュルームが満室の際の代替案として有力
- 芝生エリアでくつろげる休憩スペースもあり
- 2026年1月末まで早朝便利用者向けに30%OFFキャンペーン実施中
シャワー利用で注意すべきポイント
営業時間に要注意
リフレッシュルームは出国後エリアで第1ターミナルが21:00、第2ターミナルが21:30に営業終了。出国前エリアでは20:00に終了します。
深夜・早朝便の利用者は、24時間営業の第2ターミナル「ナインアワーズ」または「エアポートカフェ NODOKA」が選択肢になります。
混雑時間帯を避ける
早朝6時台・夕方17時台の出発便が多い時間帯は混雑します。シャワー室は予約ができないため、時間に余裕を持った行動が必要です。
出国審査のタイミング
出国後エリアのシャワーを利用する場合、事前に着替えなどを手荷物に用意しておく必要があります。
仮眠できる施設・場所の現実
完全な仮眠施設は限られている
リフレッシュルーム(有料仮眠室)
第1・第2ターミナルの出国後エリアには、シャワー付きの仮眠室があります。
- シングル:最初の1時間1,560円(以降1時間ごとに780円)
- ツイン:最初の1時間2,520円(以降1時間ごとに1,260円)
- 営業時間:7:00〜21:00(受付は仮眠室20:00まで)
- 設備:シモンズベッド、シャワー完備
仮眠室は事前予約が可能ですが、繁忙期(GW、夏期、年末年始)は満室になることも多いため、早めの予約が推奨されます。
ナインアワーズ成田空港
第2ターミナル直結のカプセルホテルで、宿泊だけでなく仮眠利用も可能です。
- 料金:仮眠3,000円〜(3時間)、宿泊6,000円〜
- 24時間営業
- 女性専用エリアあり
ベンチ仮眠との使い分け
しっかり休みたい人→有料施設
横になって質の高い睡眠を取りたい場合は、有料の仮眠室やナインアワーズの利用がおすすめです。
目を閉じるだけでいい人→ベンチ
無料のベンチでも短時間の休憩は可能です。ただし、以下の点に注意が必要です。
- ベンチは硬質タイプが多く、長時間横になるのは厳しい
- 第3ターミナル2階のフードコート周辺にフラットな正方形ベンチあり(混雑状況により利用制限の場合も)
- 第2ターミナル2階には木製ベンチと充電可能なテーブル席あり
- 防犯面で貴重品は身につけ、バッグは南京錠でロック推奨
喫煙所はどこにある?【事前確認が重要】
喫煙所は年々減っている
成田空港では、館外も含め所定の喫煙所以外での喫煙は禁止されています。
喫煙所は個室タイプで整備されていますが、全ターミナルに均等にあるわけではありません。
保安検査前/後で全く違う
出国前エリア
各ターミナルの1階〜4階に喫煙所が点在しています。特に第1ターミナルは比較的多く設置されています。
出国後エリア
保安検査を通過した後のエリアにも喫煙所はありますが、数は限られます。
第3ターミナルの場合、保安検査通過後すぐの場所と国際線ゲートラウンジ内に喫煙所がありますが、見逃しやすい位置にあるため注意が必要です。
入ってから「無い」が一番きつい
保安検査を通過してから喫煙所を探すと、かなり歩く必要がある場合も。余裕があれば保安検査前に済ませておくのが賢明です。
ターミナル別|リフレッシュ施設の傾向
ターミナル別回復ルート早見表
| 目的 | 第1ターミナル | 第2ターミナル | 第3ターミナル |
|---|---|---|---|
| 24時間シャワー | なし | ナインアワーズ・NODOKA | なし(T2へ移動) |
| 日中シャワー | リフレッシュルーム(出国前・後) | リフレッシュルーム・NODOKA | なし(T2へ移動) |
| 24時間仮眠 | なし | ナインアワーズ | なし(T2へ移動) |
| 日中仮眠室 | リフレッシュルーム(出国後) | リフレッシュルーム | なし(ベンチのみ) |
| 無料ベンチ | 各階にあり | 各階にあり(2階木製) | 2階フードコート周辺 |
| 喫煙所 | 各階に複数 | 各階にあり | 限定的(2階・保安後) |
第1ターミナル
選択肢は比較的多い
- シャワー:出国前・出国後の両方にあり
- 仮眠室:出国後エリアにリフレッシュルーム
- 喫煙所:各階に複数箇所設置
ただし距離がある
第1ターミナルは南ウイング・北ウイング・サテライトと広大なため、施設間の移動に時間がかかります。
第2ターミナル
バランス型
- シャワー:ナインアワーズ(24時間)と出国後リフレッシュルーム
- 仮眠室:ナインアワーズ(24時間)と出国後リフレッシュルーム
- 喫煙所:各階に設置
有料施設が集まりやすい
第2ターミナルは比較的コンパクトで、ナインアワーズが直結しているため利便性が高いです。
第3ターミナル【要注意】
選択肢がかなり限られる
- シャワー:なし
- 仮眠室:なし(ベンチのみ)
- 喫煙所:2階フードコート横、保安検査後エリアに数か所
他ターミナル移動前提になるケースあり
LCC専用の第3ターミナルは簡素な造りのため、本格的なリフレッシュには第2ターミナルへの移動が必要です。
- 徒歩:約10〜15分
- 無料連絡バス:約5〜10分(5:00〜22:30運行)
時間別・目的別おすすめリフレッシュルート
30分〜1時間しかない場合
優先順位の付け方
- シャワー(30分)→さっぱりして次のフライトへ
- 喫煙所→ストレス解消を優先
- ベンチで目を閉じる→短時間の休憩
時間がない場合は、一つのことに絞って確実にリフレッシュしましょう。
2〜3時間ある場合
シャワー+休憩の組み合わせ
- シャワーで身だしなみを整える(30分)
- 24時間営業のカフェ(第2ターミナルのNODOKA等)や吉野家で食事(30分)
- 残り時間をベンチやラウンジで休憩
複数の施設を組み合わせることで、体力の回復と気分転換の両立が可能です。
NODOKAは芝生エリアでくつろぎながら充電もできるため、長時間の待機に適しています。
リフレッシュ施設利用で失敗しやすいパターン
場所を調べずに移動して時間切れ
ターミナル間の移動は無料バスで10〜15分かかります。施設の場所を事前に確認せずに動くと、搭乗時間に間に合わないリスクがあります。
第3ターミナルで完結すると思い込んだ
第3ターミナルにはシャワーも仮眠室もありません。本格的なリフレッシュには第2ターミナルへの移動が必須です。
営業時間を見ていなかった
リフレッシュルームは出国後エリアで7:00〜21:30(第1は21:00)、出国前エリアで7:00〜20:00の営業。深夜・早朝は利用できないため、代替として24時間営業のナインアワーズやNODOKAを知っておく必要があります。
まとめ|成田空港では「回復できる人」と「削られる人」に分かれる
成田空港での長時間滞在は、情報を知っているかどうかで体力の消耗度が大きく変わります。
シャワー・仮眠・喫煙は事前設計が命
どのターミナルを使うのか、出国前・出国後のどちらで過ごすのか。この2点を確認するだけで、利用できる施設が絞り込まれます。
無理せず”回復優先”が正解
「もう少し我慢すれば…」と無理を重ねると、次のフライトで体調を崩す原因になります。
適切なタイミングでシャワーを浴び、短時間でも横になり、必要なら一服する。こうした小さなリフレッシュの積み重ねが、快適な旅の秘訣です。


