成田空港第一ターミナルの展望デッキが大きく変わったと聞き、実際に現地へ行ってきました。
以前の5階を知っているからこそ、今回の変化にはかなり驚きました。足湯に入りながら飛行機を眺められるだけでなく、撮影しやすさや過ごしやすさも大きく向上。

目次~もくじ~
成田空港第一ターミナルの展望デッキは、以前とは別物なくらい変わっていました

リニューアル前を知っているからこそ、変化の大きさに驚いた
以前、成田空港内で働いていたこともあり、リニューアル前の5階エリアはよく知っていました。
正直に言うと、当時は展望デッキも5階も「特に何もない場所」という印象でした。飛行機のシミュレーターがあったことと、ちょっとしたあそび場が置いてあるだけの子どもの遊び場があったくらい…
それが今回行ってみたら、あまりの変わりように驚きました!
5階に上がった瞬間から空間の雰囲気がまったく違っていて、ワクワクする場所に生まれ変わっています♪
1999年の開設以来、展望デッキとしては初のリニューアルということで、リニューアル後の5階は「SHIKISAI GARDEN -Seasonal colors-」という名称でオープン!「日本の文化と精神性を育む豊かな水と四季の移ろい」をテーマにデザインされたエリアです。
展望デッキだけでなく、5階全体が「過ごす場所」に変わっていた
リニューアル後の5階は、展望デッキ「GARDEN WALK」のほか、リラックスエリア、デジタルアート、フードコート、キッズエリアなど6つのエリアで構成されています。
4階から5階へ続くエントランスの吹き抜け部分には、竹工芸家・四代田辺竹雲斎氏による「空の環(リング)」という作品も設置されていました。

実際に行ってみて特に印象に残ったのは、足湯と飛行機の近さでした

飛行機を見ながら入る足湯は、想像以上に満足度が高かった

今回いちばん印象に残ったのは、やはり足湯です!
間近で飛び立つ飛行機を見ながら足湯に浸かるという体験は、想像していた以上に良かったです!!
飛行機のエンジン音が聞こえてきて、目の前を大きな機体が動いていく。その光景を足湯に浸かりながら眺めるのは、ほかではなかなかできない体験だと思います。
公式情報によると、足湯は「水や癒やし」をテーマにリニューアルを検討する中で設置が決まったとのことです。
風がある日は肌寒くても、足湯に入るとじんわり温まる

取材日はやや風が吹いていて、屋外の展望デッキは少し肌寒く感じました。
ただ、足湯に入ると体がじんわり温まってきて、しばらくすると汗がにじむくらい
お湯は結構熱めで、冷えた体にはちょうど良い温度でした♪
子どもが喜びやすい要素がしっかりあった
一緒にいた子どもも足湯に大喜びしていました♪
飛行機が動くたびに反応して楽しそうにしていたのが印象的です。
お子さん連れで訪れた場合、足湯と飛行機の組み合わせはかなり喜ばれるのではないかと思います♪
飛行機を見たい人・撮りたい人にとって、かなりうれしい改修でした

一部メッシュフェンスではなくなり、以前より撮影しやすくなった
以前の展望デッキは、檻のようなメッシュフェンスに囲まれていました。
飛行機は見えるものの、写真を撮ろうとするとどうしてもフェンスが映り込んでしまう状態でした。
今回のリニューアルで、一部が他の空港では一般的になっていたワイヤーフェンスに改修されています。フェンスの高さは3メートルありますが、メッシュに比べると視界は格段に開けた印象です。
きれいに飛行機を撮れる場所ができたのは大きい
特に注目したいのが「マウンテンデッキ」です。
高さ2.5メートルの位置から景色を眺められる構造で、フェンスより高い位置からの撮影が可能。成田空港の展望デッキでは初めて、フェンスを気にせず飛行機を撮影できるようになりました。
飛行機を撮影するのが好きな方にとっては、これだけでも訪れる価値があると感じます。
展望デッキ目的で行く価値が出たと感じた
以前は「展望デッキだけを目的に行く」というモチベーションが正直あまりわきませんでした。でも今回のリニューアルで、足湯・撮影スポット・くつろげる空間がそろったことで、展望デッキそのものを目当てに足を運ぶ理由ができたと感じています。
ここまで読んで「行ってみたい」と思った方は、展望デッキの開放状況を成田空港公式サイトで事前に確認してから行くのがおすすめです。子ども連れや車利用の方は、駐車場情報も先にチェックしておくと安心です。
展望デッキだけで終わらず、5階エリア全体でゆっくり過ごせます
「茶の間」「居の間」「書の間」は想像以上に落ち着く空間だった
リラックスエリアには「茶の間」「居の間」「書の間」の3つの空間があります。


「茶の間(CHA-NO-MA)」は、庭園の野点を思わせる空間で、丸いスツールとテーブルが並び、緑と白のグラデーションの暖簾が印象的でした。



「居の間(I-NO-MA)」は畳敷きの小上がりになっていて、靴を脱いで足を伸ばせます。
柔らかい間接照明と波模様の障子が落ち着いた雰囲気をつくっていました。


「書の間(SHO-NO-MA)」は書院のように木製のパーティションで仕切られた半個室風のスペースで、緑色の座椅子が並んでいます。
どのエリアに入っても畳の香りがふわっと漂い、空港にいることを忘れそうなほど静かで落ち着く空間でした♪
あのエリアがこんな空間になるとは、正直思っていませんでした!
PC作業をする人も、休む人もいて使い方の幅が広い
訪れたとき、「書の間」ではPCで仕事をしている人がいて、「居の間」の畳では横になって休んでいる人もいました。過ごし方を限定されていない感じが良く、それぞれのペースで使えるエリアになっています。
椅子やテーブルも多く、ランチや休憩にも向いている
5階エリア全体を通して、椅子やテーブルがたくさん用意されていました。
フードコートも併設されているので、食事をしてからデッキに出たり、戻ってきてくつろいだりと、しばらく滞在できる設計になっています。
なお、デジタルアート「in sync(イン シンク)」は竹林をモチーフにした映像作品♪


暗い空間に青い光が映し出され、水面に反射する演出もあって、見た目はなかなかきれいでした♪
立ち止まって数分眺める程度ですが、通りがかりに覗いてみる価値はあります。
こんな人には特に向いていると感じました
飛行機を見るのが好きな人
マウンテンデッキでの撮影、足湯からの離着陸ウォッチング、エンジン音を間近に感じる迫力。飛行機好きにとっては、かなり満足度の高い場所になっています。
子どもを連れて空港で過ごしたい人
足湯で遊べて、飛行機を間近に感じられる。キッズエリア「フレーベル館 Kinder Platz(キンダープラッツ)成田空港店」もあるので、お子さん連れの選択肢として十分成り立ちます。
出発前後に少し余裕をもって過ごしたい人
リラックスエリアやフードコートがあり、出発まで時間があるときの過ごし方が大きく広がりました。
空港を”移動の場”ではなく”おでかけ先”として楽しみたい人
飛行機を眺めてフードコートで食事して、リラックスエリアでくつろぐ。半日くらいのんびり過ごせる場所になっているので、ちょっとしたおでかけ先としても十分楽しめます。
行く前に知っておきたい注意点もあります
足湯は気持ちいいが、お湯はやや熱めに感じた
足湯の温度設定はやや高めで、体感では40度以上ありそうでした。
小さなお子さんと一緒に入る場合は、少しずつ足を慣らしながら入るのが良さそうです。
タオルを持参しておくと、上がったあともスムーズです!
屋外なので、風の強い日は体感温度が下がる
展望デッキは屋外のため、季節や天候によっては体感温度がかなり下がります。
風が強い日や気温が低い時期は、上着を1枚余分に持っていくと安心です♪
キッズエリアは有料なので、利用前に予算を確認しておきたい


キッズエリア内の「フレーベル館 Kinder Platz(キンダープラッツ)成田空港店」は有料施設です。
料金は子ども1日フリーパスが2,200円(税込)、おとな1,100円(税込)で、対象年齢は6カ月〜12歳(保護者同伴)。営業時間は10:00〜19:00(最終受付18:30)です。







屋内と屋外エリアを合わせて約800㎡の広さがあり、運動遊びコーナーや絵本コーナー、ワークショップコーナーなど遊びの種類は豊富ですが、親子で入ると3,300円になるので、利用するかどうかは事前に検討しておくのが良さそうです!(途中入退場OK)
キンダープラッツ向かいにはベビールームがあるので安心です♪
展望デッキは天候などで閉鎖の可能性がある
天候や状況により、展望デッキが閉鎖される場合があります。せっかく足を運んだのに入れなかった、とならないよう、事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
アクセス・営業時間など基本情報を整理
展望デッキの営業時間
| 期間 | 開放時間 |
|---|---|
| 4月1日〜9月30日 | 6:30〜21:00 |
| 10月1日〜3月31日 | 7:00〜21:00 |
リラックスエリア「茶の間」「居の間」「書の間」は展望デッキの開館時間に準じて利用できます。
キッズエリア「フレーベル館 Kinder Platz」は10:00〜19:00(最終受付18:30)の営業です。
電車・駐車場からのアクセス
電車の場合、「成田空港駅」から第1ターミナルまで徒歩約5分です。
車の場合は、第1ターミナル側のP-1またはP-5駐車場が利用できます。
| 駐車場 | 料金(普通車) | 1日最大料金 |
|---|---|---|
| P-1 | 260円/30分 | 2,100円 |
| P-5 | 210円/30分 | 1,570円 |
いずれも入場から30分までは無料です。ただし、大型連休やお盆・年末年始などは第1ターミナル側の駐車場が満車になりやすいので、早めの到着がおすすめです。
満車の場合は、第2ターミナル側の駐車場に停めて、無料のターミナル間連絡バスで移動することもできます。
駐車場料金を抑えたい人が知っておきたい制度
成田空港周辺の23市町村にお住まいの15歳以上の方(中学生を除く)は、駐車場をお得に利用できる制度があります。
詳しくは、なりまっぷの関連記事で紹介しています↓↓
予約の要否と、現地へ行く流れ
SHIKISAI GARDENエリアの利用に予約が必要という情報は、公式サイト上では確認できませんでした。
基本的には第1ターミナルへ行き、5階へ移動するだけで利用できます。
施設の詳細は成田空港公式サイトのSHIKISAI GARDEN案内ページで確認できます。
問い合わせ先:成田国際空港インフォメーション 0476-34-8000(24時間・年中無休)
成田空港第一ターミナルの展望デッキは、空港利用がなくても行く価値がある場所でした
展望デッキだけでも楽しめて、リラックスエリアやフードコートまで含めると半日は過ごせる。
以前の「通り過ぎるだけの5階」とはまるで別物でした。
当時の「何もなかった5階」を知っているからこそ、この変わりようには心から感心しました!!
あの場所がここまで居心地の良い空間になるとは、予想していなかった方も多いのではないでしょうか。
なお、第2ターミナルの展望デッキや商業施設も今後リニューアルが計画されているとのこと。成田空港全体が「過ごす場所」として変わっていく流れは、地元としても楽しみです♪
成田空港第一ターミナルの展望デッキは、足湯や撮影スポット、リラックスエリアまで備わった「過ごす場所」に生まれ変わっていました。空港を利用する予定がなくても、ふらっと立ち寄ってみる価値は十分あります!
行く前は営業時間や天候の確認をお忘れなく。

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